前回の北海道1月後半戦から長〜く更新が途絶えていたブログ。
実はこれを書いている今は既にシーズンアウトしているんだけど、コロナショックでせっかく時間ができたので備忘録もかねてアップすることにしました。
2月前半戦は北海道パウダーキャラバン3ラウンド目からスタートです。
※当ブログは2020年4月23日記載です。
3ラウンド目はせっかく週末に企画したんだけど、寂しいことにほとんど集まらずにマンツーマンでのガイド。
本来ならハイシーズンの週末は満員になっていてもおかしくない時期なんだけど、新しい企画を立ち上げた1年目ってあまり人が集まらないことが多いです。(単純に宣伝不足なんだろうけど…)
でもせっかくの貸切状態なんでゲストのリクエストで千歳から割と近いところへ出かけていきました。
前回にアメリカンリピーターさん達と初めて訪れた里山へ。
ちょうど雨が降っちゃたりなんかして柔らかい雪はほとんど諦めていたゲストさん。
しっかしここにはちゃんとパウダーっぽい柔らかい雪が待っていてくれました!
山頂から裏手には後方羊蹄山もドーンっと見えました。
お帰りルートも効率よく繋げることができて、2回目ともなるとガイド的にはすっごい楽になります。
下山後は気になっていた無料の温泉に入って翌日の山の麓まで移動。
2日目は標高を上げて札幌のメジャーバックカントリーフィールドへ。
やっぱり標高を上げると雪の量が違います!
ちょっと底付きしましたが、よく走る雪で快適パウダーライド!
◯玉毅さんと滑る的なビッグパーティ達と仲良く斜面を分け合ってそのまま次の斜面へ〜。
1月中頃以来の札幌のバックカントリー。
そろそろ仕上がってるでしょっと思って、そのままホワイトマウンテンへと流れて行きましたが北面は藪かったので写真はなし!
この雪不足の年はホントこのあたりはキツかったですね〜。
とは言え、雪が本当になさすぎな本州に比べればパラダイスだったので、ゲストさんにもご満足頂けてホッとしました。
そしてニセコへと移動して外人さんのビッグパーティとの3日間のツアーに突入!
北欧からお越しの皆さん。
皆さんスキーやクライミングスキンなど装備のレンタルが必要ってこともあったので、初日のフィールドはレンタルショップがあるニセコ縛りで。
さすがにこの人数をひとりじゃ大変なので、手の空いていたガイド仲間を美瑛から呼び寄せてサポートして頂きました!
ここに来てやっと冬がぶり返してきた北海道。
例年ならほぼ毎日どこかで雪が降っている北海道ですが、この冬は本当になかなか降らなかった!
5日間ぐらい間が空くので、その間にあたったゲストさんのためにすっごく頭を悩ませました。
でも天気が悪いとなかなか良い写真がとれず…
滑走満足度的には1ピッチで滑る距離も伸ばしてあげたいし、そろそろ望遠レンズがほしいぜ。
外人さんグループのツアーを受けると、急に当日に人数が増えたり減ったりといろいろ大変なことが多いです。
本当はそういうことに振り回されないように事前に充分なコミュニケーションを取っておきたいところなんだけど、まだまだ英語の理解が薄い自分はそこのところが不足しがちです。
現場に出れば使う言葉はだいたい決まっているのでなんとでもできていくけど、シビアな状況になればなるほど細かなインフォメーションができる方が安全性は絶対に高い。
このコロナ禍でせっかくできた時間、自分の弱点を克服していきたいですね。
といっても来年は皆さん遊びに来れるのかな…
ツアーが終わったらBeer Timeはマストな彼ら。
ガイドは運転があるので軽く翌日のインフォメーションだけをしてこの日は解散。
なんたらシャレーとかいう貸別荘にお泊りのゲストとは別れてガイドは羊蹄山麓にあるゲストハウス「蝦夷富士小屋」にお世話になりました。
この日は節分。
北海道の節分は落花生を撒くのがスタンダード。
知らなかった〜。
2日目は暴風。
風向きと昨夜の降雪量とでルスツでゲレパウ祭りな感じの日だったので、ゲレンデが良いか山が良いか訪ねたところ…
山がいいってことで風の影響を受けていそうな尻別岳はなくニトヌプリへ。
つい先日までの雨の影響はすっかりなくなってパウダーが復活していました!
なぜかこの数ヶ月の間にこの日の写真をなくしてしまっていたので2枚で終了!
前日より人数が減っているのは数名はルスツへゲレパウを食いにいったのでした…自由だな笑
この日はウインドスラブが反応したりしてなかなかシビアなコンディションでもありました。
最近よく謎のトラバースラインで多くの人に歩かれているところが雪崩れましたよ。
条件さえ揃えば急斜面は樹林であろうが雪崩れます。
ニトヌプリは安全だなんて思わないでくださいね。
実はクロスカントリーの選手な皆さん。
札幌スキーマラソンに出場するために来日していたけど、残念ながら雪不足のために大会は中止に。
しかし、中止になったときには既に宿も押さえちゃっていたんで「それならJapowを楽しむぜ!」っと今回のツアーとなったのでした。
この2日間でめちゃくちゃ体力があることはわかっていたので、3日目は羊蹄山に向かいました。
体力的には山頂も余裕で行けそうな皆さん。
でもアイゼンもクトーも持っていないので7合目付近から滑って、登り返して2本滑るプランに。
森林限界はパック気味で難しい雪なので、樹林帯が最高に楽しかった!
天気も晴れて最高に気持ちよかったですね!
3日間ありがとうございました!
サポートの双樹くんもありがとう〜。
また来年!っとこのときはお別れしたけど、彼らが住んでいる地域もコロナウイルスの影響が心配ですね。
早くこの災難が過ぎ去ってくれることを切に願います。
ブログは東北キャラバン編へと続きます〜。