立山バックカントリーガイド、前半戦最後のツアーがやってきました。
本日から2日間、プライベートガイドで貸し切って頂いております!
本日のゲストはこのおふたり。
今年は体力が全然ないらしく、グループツアーについていける自信がないとかで2日間貸し切って頂きました。
BCCではそんな感じで貸切ガイドのリクエストも受け付けていますよ〜。
とにかく体力に不安があるとのことなので、動力に頼っていくルートで。
歩くのはゆっくりでいいから、体力に関係ない準備はちゃちゃっとしてくださいね。笑
今シーズン初めてこっちの方にきました。
いや、前に来たけどガスガスで見えなかっただけか。笑
龍王岳はいつ見てもカッコええね〜。
雄山の上空でヘリがバリバリと。
事故じゃなきゃよいのですが…
ひとまず雪は良さそうなので御山谷を滑ります!
団体さんが先に滑っていたけど、少しラインを外して滑ればまだまだ面ツル!
御山谷広ーい!
体力ない方に向けた楽々コースのはずが板を担がせるガイド。笑
スプリットボードは重いから担ぐのが大変という思い込みがあるようですが、実はこの百式スタイルだとソリッドボードを担ぐより重量バランスが良くて楽なんですね〜。
というわけでわざわざ割ってもらいました。
そしてうりゃ〜!ツボ足直登じゃ!
東一ノ越に行くのにスノーボード的には悶絶トラバースするよりもこっちの方が楽に感じるのは俺だけ?
微妙に下りながら急斜面を横に歩くのも怖くない?
直登ならゆっくり歩いてりゃそのうち着くしね。
先行者のおかげで雪渓のトラバースも楽々。
ありがとーございます。
穏やかな日はすんなり到着。
タンボ平広ーい!
急斜面は微妙にウネリあり。
下部のメロウバーンは快適でした!
目立つカッチョいいラインを滑ってきた西田チームとハイチーズ☆
その後、彼らはさらに下っていったけど自分達は室堂戻りなので黒部平へ。
黒部平からはロープウェイとトロリーバスで室堂へリターン。
扇沢へ帰る人には下山路的なルートとなっているタンボ平は室堂に残る人にとってはリフトを使うような感覚でしょうか?
黒部平〜室堂は片道3460円なり。
室堂に戻って雷鳥荘にチェックイン。
ツアーはここまでだけど、まだ晩ご飯まで時間があるし雪はいいから雷鳥荘前で放課後ライド!
背負ったザックと責任を下ろして滑る開放感はハンパねぇ〜!笑
この日もいい夕日でした!
翌日もテッカテカの晴れ!
日の当たってるとこの雪は激しく融けてました。
今日も暑くなりそう〜。
室堂では雷鳥LOVEな某名カメラマン。
今日は雑誌の撮影の仕事だそうですー。
昨日の疲れからなのか、暑さのためなのかなかなかペースの上がんないゲスト。昨日とは別人ですね。笑
早く滑りたいーと言っていたので「早く歩かなきゃ早く滑れないっすよ笑」と返したらプーン!
雷鳥荘から室堂山まで2時間30分かかったなり。頑張って!
ラーメンじゃいまいちテンションが上がらんらしいので、登山もやるゲストには間違いなく上がる絶景を見せに!笑
裏銀座の山々から薬師までの北アルプスの奥座敷の絶景をみて元気になりました!
いや〜よかった〜。笑
夏の登山への夢も広がったようです。
振り返れば剱も見えるお手軽だけどお勧めの場所ですよ。
晴れているのに雷鳥が闊歩していたり、日暈が出てたりとやっぱり明日は天気が悪くなるみたいですねー。
そろそろいい感じに仕上がってきたザラメを滑りまーす。
少し縦溝が気になってきたかな。
そのまま降りるんじゃつまんないので、ちょっとそこまでですよ。と唆して登り返し!
板を担ぐのもサマになってきたじゃないですかー。笑
平日でも外国人観光客で賑わう室堂。
この人達がいなけりゃアルペンルートはどうなるんやろ?
混雑は嫌だけど、ありがたいことですね。
この日の最後となった滑りへ!
上部はGood!
フラット部分はストップ気味でした。
晴れた日のオープンカフェで安定の味のラーメンを食べてお疲れ様でした〜。
ガスガスや体調不良などであまりいいイメージがなかったらしい立山はリベンジできたかな?2日間ありがとうございました!
そして今回は自分も8日ぶりに下界へ。
上がる時にはまだ冬っぽかった下界はすっかり夏でした。ちょっとした浦島太郎な気分です。笑
次回は令和なゴールデンウィークです。
まだ空きのある日もあるのでエントリーお待ちしてまーす。