今日は予約がなくて無職の日。
昨日、白馬乗鞍岳に登ったらなんだか乗鞍岳も滑りたくなって来ちゃいました。
冬季の乗鞍岳への起点となるMt.乗鞍スノーリゾートは今週末でCLOSE。
それが終わると春山バス運行までは下からハイクになるので、ちょうどいいタイミングでした。
しかも休暇村ペアリフトは本日で終了。
せっかくなんで無駄にファーストチェアに乗り、ツアーコースの入り口を目指します。
うーん、最高のお天気やないですか。
朝は雲が掛かっていた山も徐々に見えてきました!
ファーストチェアに乗っても、スキーヤーにかもしかゲレンデ前で抜かれる。パウダーでもないしまあいいか。
スキー場もあと僅かからなのか、平日にも関わらずそこそこ山好き達が集まってます。
ゲレンデトップでゆっくり登行準備をして歩きだすと…アレ?またトップになってしまった。
乗鞍岳ツアーコースの核心部、最初の急登をどう登るか見られてるんじゃないかとドキドキしながら歩いていきます。
はい、自意識過剰です。
1時間ちょっと歩いて位ヶ原との分岐。
途中でリフト動く前からハイクしていたというスキーヤーと出会う。
早く着いちゃったので、7時からゲレンデボトムからハイクしてたのだとか。
いや〜、お疲れ様です。
スキー場終了後、三本滝まで除雪が入れば朝早くでるのもいいかもですね〜。
さあ、見えてきました乗鞍岳。
ちなみに乗鞍岳という名前のピークはなくて、大小様々23ものピークが連なる峰々の総称です。
写真のは主峰の剣ヶ峰と右に朝日岳。
左の南東斜面が陽を受けてて良さそうですねー。
こちらが摩利支天岳と富士見岳。
富士見岳には去年の春にも行ったけど、スノーボーダー好みのいい沢があります。
余談ですが、乗鞍岳の麓には小峰という強烈な知る人ぞ知るピークがありますので是非行ってみてください。
さて、今日は剣ヶ峰を目指します。
斜度の緩そうなところを繋いで歩いていくと…
ご覧の通りシュカブラ地獄。笑
柔らかめなんでまだいいけど、歩きにくいったらありゃしない。
シュカブラ地獄を突破し剣ヶ峰に到着。
なんとかシールで全部登れました。
でもめんどくさいところもあったので、肩ノ小屋あたりから板は担いだ方がいいかも。
山頂では先に到着した登山者の親子が休んでいました。
位ヶ原山荘に止まってたのかな?と思って話しかけたらこの方達もスキー場のボトムから歩いてきたそうです。
皆さんなかなかのスキモノですねぇ。
そもそも滑走用具がないとリフトに乗れないからなのかな?
剣ヶ峰の山頂から摩利支天方面。
あんなに晴れてたのに雲が流れ込んできてます。…なんでやねん。
次回はまたあっちの方も行きたいなー。
こっちはその裏側。
大日岳の南面にも古いラインが見えました。
滑るのはこっち。
下からシートラスキーヤーが登ってきてます。
そうか、そっちから来るのもアリなのね。
視界は充分にあるけど、せっかくなんでもうちょっと光が欲しいので、下から登ってくるスキーヤーに気を使いつつ雲抜け待ち。
10分ほど待つと雲が抜けてドロップイン。
シャビビビ〜!
いい感じのフィルムやないですか!
って思ったのも束の間、変に硬い雪とシュカブラのミックスに邪魔される。
んでもまあ、途中からまた良い雪だったので良し。
今日はゲストを連れていないしこんなところで許してください。
登るときに下から見てて良さそうに見えた斜面は、実はガタガタだったというバックカントリーあるある。
正面から光を当てまくるとシワが目立たないという女の子の詐欺写と同じ手口です。笑
いい感じにテカってるのにもったいないな〜。
このあと少し登って滑って、そのまま下山したのでした。
最後に自然のアートをどうぞ!
雪はベスト!ではなかったけど、久しぶりに来て今年初の3000m峰を楽しめました。
やっぱり大きな山は楽しいですね〜。
これからスキー場がクローズしてから春山バス運行までの間は静かな山が楽しめそうです。ハイク長いけど。笑
立山ツアーの合間にオファーがあれば行けますんで、お気軽にお問い合わせ下さい〜。